* update *

2013年2月4日(月)

米国ニューヨーク南部地方裁判所において、

今回の詐欺事件の主犯格の1人である 斉藤護(さいとう まもる)に対し判決がおり、

原告団が勝訴しました。

これに先立ち先月、Amiworldを傘下に持つホールディングカンパニー(持株会社)でもあるEUBK Holdings, Inc.
および端倉哲也・裕美夫妻が経営するツクヨミ・コーポレーションに対しても原告団が勝訴する判決が出ました。

Tsukuyoi corporations
リンク切れ

EUBK Holdings, Inc.
http://www.eubkholdings.com/jp/group.html

2012年10月27日土曜日

リンク集 2012年10月25日


Amiworld詐欺関連のリンクです。

(*これが出されると 都合の悪い 詐欺加害者側からすぐに削除依頼がくるらしく、
すぐにリンク切れになる)

藤森弁護士事務所からの呼びかけ。
2012年10月11日アップデートされている。

TAKAHITO SAKAGAMI IS A CRIMINAL! PONZI SCHEME!
英文。

The Letter to the Investors 投資事業による結果とその背景
人をバカにするにも程がある。

端倉が書いていたFX関連ブログ
読者にも被害者が多くいるようです。

ルミコターミナ窃盗歴 その2
この一年前には、他人の庭から植物を盗みNeighborhood watcherに通報され逮捕されている。

: インターネットの相談サイトに寄せされる不安の声。:

私もAmiworld社の株について

 Bank of the Atlantic ヤフー知恵袋

Bank of the Atlantic を利用した信用詐欺にひっかかりました

ニューヨーク在住で日本語教師をしていたハシクラテツヤについて


↓ こんな記事もあったが、すでに削除済。↓

2011年4月24日

「会社の代表である、阪上孝仁、斉藤護、(株)アムルジャパンが、アムルUSAという会社の株を1998年12月に上場し,その折には必ず何倍か上昇するという勧誘の詐欺事件で損害を蒙った投資家の裁判があり,2002年2月25日判決言渡があり,全面勝訴で終わったが、結局支払いは全くなかったと記録があり、以下のWebで未だに情報を求む記載がある。 http://plaza.across.or.jp/~fujimori/amul.html

じつは、先週の(米国雑誌の)フォーブスのウエブでもニュースになった米国ニューヨークを舞台に詐欺事件として取り上げた記事があった。

私が入手した裁判記録によると、上記のアムルUSA社の関連会社名そして、代表の阪上孝仁、斉藤護の名前が出ている。

訴えられている会社名は、南米コロンビア法人の会社でAMIWORLD社とかORDIN ENERGY GROUP社、それ以外にも沢山あるが全て同じ経営者であり、その中のORDIN ENERGY GROUP社は日本の京都に子会社があり投資家を募っている。

日本の会社も詐欺をしているのでなければ良いが...

フォーブスのウエブには代表の阪上孝仁、斉藤護と関連会社を訴えているアメリカ人弁護士が日本にはまだ沢山の被害者がいる事を書いている、困っている人がいたら相談を受ける事も書いてあった。

代表の阪上孝仁、斉藤護と関連会社は、訴えがあってからニューヨークから南米のコロンビアに移ってしまったようで、逃げたのだろう。

ニューヨークの裁判所のスケジュールには5月中旬に最終ヒアリングがあると書いてあったが、詐欺をしてるのであれば裁判には出席しないだろうし、詐欺罪判決が出ればアメリカで逮捕され、その後は犯罪者になれば日本へ強制送還になるだろう、従って怖くてアメリカの裁判には来ないだろうとの予想である。

日本の裁判では民事だから警察の介入が無かったので今でも逃げまわっているのだろうが、アメリカの弁護士の説明ではアメリカ政府が介入し必ず詐欺犯罪者を追跡するので、今までのように逃げている事は出来ないようだ。

最後には日本でも裁かれるだろう。 英語の書類と日本語訳を付けて見せる事も可能だし、私もこの事件の事を詳しく知っているので困っている人がいたら是非連絡をいただきたいと思う。」



2012年10月13日土曜日

被害者 S.A. ①


・原告者名:S.A.
・投資プログラム:AMIWORLD株、VEB、ODIN
・投資総額 $321,000
・被害総額 $917,000

 我々夫婦は元々障害者である子供の将来の為に預金や年金で着実に貯蓄をしていたのだが、一方で当時利回りの高い生命保険にも興味があり近所の知人から2006年初頭当時METLIFEのエージェントであったRUMIKO TERMYNAを紹介され話を聞くこととなった。

 後日彼女と2-3度ミーティングを持ち 高額な彼女の生命保険の商品を紹介されたものの 毎月の負担額を考慮し辞退するつもりだったが同時にSAITO / SAKAGAMIから投資の話を持ちかけられ少ない初期負担で利回りの良いプログラムならその利子から十分ペイできると説得されこの投資に加入した。

 投資を開始した当時はこの生命保険の支払いの為に必要な金額を引落しても全く問題が無いように偽装され、その後もTERMYNAの強い勧誘もあり我々は更に購入した自宅を担保に銀行から貸付を行い投資増額、また元々積み立てていた年金や預金も全てこの投資に注ぎ込んで総額$320,000の投資額となった。彼らの窓口銀行であったBANK OF THE ATLANTICの預金明細には 予定通りの利益が振り込まれていたように明記されており訴訟時の時点で額面$917,000となっていた。当時は疑いの余地は無く、よもやこの額が実際は存在しておらず単なる偽装工作による表示金額だったとは考えてもいなかった。

 そして今TERMYNAとSAITO / SAKAGAMI による巧妙な詐欺行為と執拗な勧誘にまんまと騙されてしまったと怒りを抑えきれずこの投稿を綴っている。又当初投資目的であった子供へ大変申し訳ない気持ちと測り知れない失望感は一生忘れないだろう。

 同じ異国で生活する同志と信じていたこの3名の詐欺師には1日も早く厳罰を下してもらい、奪われた大事な投資額が早急に返却されることを切に願っている。


2012年10月9日火曜日

被害者 D.K. ①

 我々夫婦は、端倉夫妻から阪上なる人物を紹介され、端倉(敬称略)が、セールス社員となっている阪上(敬称略)のAmiworld未公開株の購入へ10万ドル、オイルファンドへ直接10万ドル、端倉夫妻の投資会社、つくよみを通してオイルファンドに3万ドルの計23万ドルを投資しました。しかし結局投資に対して約束されていたはずのリターンが全く無かったものと考えても約16万ドルものお金が、阪上・端倉たちによって奪い取られ手元に戻っておりません。端倉と阪上により勝手に我々のBank of the Atlanticの口座も閉じられ、そのまま音沙汰が、なくなりました。この投資資金は、我々の家を担保にして銀行から借り入れた資金ですので、手元に戻ってこない約16万ドルの借金に対する利子の支払いが今でもずっと我が家の生活を苦しく圧迫し続けています。

 そもそも端倉夫妻と我々は、20年近く親交がありました。子供達の仲も良く、泊りがけの旅行を一緒にしたり、旅先で行動を共にしたりと、とても親しくしており、我々は端倉夫妻にたいへん厚い信頼を寄せていました。

 そんな家族ぐるみの付き合いを続けていた2006年の秋ごろ、投資の良い話があると、端倉に持ちかけられました。それがVEB投資案件です。2万ドル以上のお金を投資すると半年で24.4%もの利息が元利保証で返ってくるという嘘のようにおいしい投資話です。端倉は、ことある毎に我々にこの話を持ちかけ、会社の関係図や資金の運用図を持ち出して来ては説明をし、多額の投資利益が確実に得られ元金は必ず保証される等、甘い言葉を並び立てました。普通に聞けば信じることも無いその話も、厚い信頼を置いている友人からの紹介で、しかも端倉を通じて知り合った友人たちは既にこの投資を始めて多額の利益を得ているという話を聞いて、だんだんとその気になってきました。そして我々は実際にその友人に連絡をして、実際に24.4%もの利息が支払われているという話を確認したので、すっかり端倉の話を信用してしまいました。

 しかし我々には投資に回す資金の余裕など無いので、その旨を伝えたところ、端倉が紹介をしてくれるブローカーを使いビジネスローンを組めば簡単にお金を借りることが出来ると言ってきました。5万ドルを借りてそのうち4万ドルを投資にあてて、残りの1万ドルを利用して借りている半年間の利息を支払っていけば自分のお金がなくても投資することが可能であるという説明です。

 我々はまんまと彼の口車に乗り、ビジネスローンを組んで投資をすることにしました。実のところ、VEB投資案件は上手くいき2006年の10月と2007年の10月の2回4万ドルずつ投資をして、合計1万8千ドル余りの利益を得ました。ただ、1回目には3日ほどで返金があったものが、2回目には送金に20日ほどかかることになっていました。しかしながら、ともかくも投資した元本とそれに対する利息はほぼ約束どおり返ってきたため、端倉からの話は信用できるものと信じきってしまいました。今思い返してみると、これは詐欺の常套手段で最初の少額のリターンで相手を信用させて後の大きい投資を促すことへの布石だったわけです。

 VEB投資案件の1回目の償還が終わってしばらくした2007年の夏ごろ端倉からAmiworld株の話が持ちかけられます。「Amiworld社は近々NASDAQへの上場を予定しているが、現在はまだ未公開のため安い値段(1株1ドル)で買える、上場すれば1株が10ドル以上に大化けすることは間違いない。」との説明です。我々が特別に未公開株を購入できる理由は既にBank of the Atlanticを利用して投資をしたことがある特別客だからだといいます。しかし1口10万ドルと言われ、我々には手持ちがないので断りました。

 2007年秋頃、未公開株の話を再び持ちかけられます。購入者が多かったために一株1ドルの株券の購入は既に締め切ったが、まだ一株2ドルで購入できるので買うなら急いだ方がよいといいます。この頃我々は2回目のVEB案件への投資をしています。1回目のVEB案件で既に利益を手にしていたため、話を聞いた私(夫)は端倉の話を容易に信じました。妻はまだ半信半疑でした。我々には10万ドルもの大金の持ち合わせはないことを告げると、端倉は持ち家を担保にしたホームエクィティーローンを組めばいいと進めてきました。彼ら自身もホームエクイティーで50万ドル以上も借金をして株の購入に当てているといいます。「今買っておかないと必ず後悔をする。ぼくの大事な友人には一緒に幸せになってほしい。」といわれ、他にも端倉家のパーティで知り合った友人たちが皆VEB同様に未公開株を買っているとの話を聞き、結局また彼の口車に乗り我々は自分たちの持ち家を担保に10万ドルもの借金を作り、2007年11月にこの未公開株を1株2ドルで5万株分購入してしまいました。

 元々は2008年の1~2月にはNASDAQへの上場を果たすと言われていた未公開株が3月になっても、4月になっても上場が果たされません。端倉からは上場した際の初値に8~10ドルをつけられるように調整するために手間どっといるなどと説明されます。その後夏になるまでの間には上場のための新たな書類を要求されて時間がかかっているであるとか、上場の審査をする担当者が夏休みに入ってしまい時間がかかっているとか、納得のいかないような説明ばかりをされます。それでも、2008年の5月にはようやく2回目のVEBの投資が満期になって返ってきたため、借金に対する利息の支払いにも何とか耐えてやってきました。しかし、VEBへの投資で得た利益はAmiworldの未公開株購入のための借金に対する利息の支払いでどんどん消えていき、2008年の秋頃には既にマイナスの域に入ろうとしてきました。

 この頃から我が家の家計は毎月収入よりも支払いが多くなり、どんなに切り詰めても毎月1000ドル近い赤字となってきました。このままでは非常用に取っておいたわずかな資金もすぐにそこをついてしまいます。端倉が詐欺でだまそうとしているとは微塵も疑っていなかった我々は生活資金捻出のために、未公開株のようにいつ利益になるのか分からないような投資ではなく、VEBのようにある程度定期的に利益が返ってくる投資案件がないかを端倉に相談しました。そこで勧められたのは、オイル共同購入のオイルファンドです。元本保証、1口10万ドル(端倉が作った会社、ツクヨミを通せば一口1万ドルで)表面年利率約35パーセントを投資後45日おきに支払うことを約した商品です。2回目のVEB投資案件で満期後の返金までに約1ヶ月かかって迷惑をこうむった我々は45日おきの利払いが迅速になされるかどうかが気がかりだったので端倉の妻裕美に確認したところ、「最近支払いは遅れがなく行われている」との説明を受け、その言葉を信用しました。

 ホームエクイティを使ってしまっている我々にはもう家を担保にお金を借りることは出来ません。そこに端倉が進めてきた戦法はクレジットカードローンの利用です。クレジットスコアが良いとクレジットカード会社から3ヶ月とか半年とか利子の支払いが免除された借金をクレジットカード会社からもらえるのでそれを利用すればよいといいます。ぎりぎりの段階に追い詰められた我々は手許に来るほとんど全てのクレジットカード会社にローンを申し込み、13万ドルの資金を作り上げ、2009年1月にはODIN社直接に10万ドル、ツクヨミに3万ドルを支払いオイルファンドを購入しました。その後、最初の利払いがBank of the Atlanticの我々の口座宛にあって(3月)すぐにその利息を我々の銀行への振込みを要請したところ、度重なる請求の上で初めての利払いの償還が実現したのが、5ヶ月後の2009年8月でした。
 その後、未公開株の上場はないままに、オイルファンドの利払いは平均半年以上かかるという状態が続いたままで2010年の11月を迎えます。Amiworld未公開株の購入から既に2年が経過して何もなされないので、他にも不満に思っている人はたくさんいるはずだと思い、インターネット上で検索をかけて初めて、斉藤・阪上・端倉を相手取った裁判が既に始まっており、我々は彼らに詐欺でだまされていたことを知りました。

 訴訟の主たる原告に知り合いの名前があったので、すぐに連絡を取り話を聞いたところ、端倉を介して共通の友人となった人々の多くが端倉を信頼し投資に参加したが騙されていたと判明しました。弁護士の話を聞き、訴状に我々の名前が原告団のメンバーとして挙がるや否や、あろうことかBank of the Atlanticの我々の口座は勝手に閉じられてしまい、我々はその口座にあるはずであった我々のお金をも彼らによって盗まれてしまいました。銀行が顧客のお金が入った顧客の口座を勝手に閉じてアクセスを出来なくするという銀行にはあるまじき行為一つとっても彼らはすぐに犯罪者として逮捕されるべきであり、彼らは即刻我々から騙し取ったお金を返し、我々がこうむった損害に対して賠償をし、その犯罪行為に対して懲罰を与えられるべきであると我々は考えています。

 我々は現在借金返済のために両親から借金をしてその利子返済に充てています。両親から借りたお金もホームエクィティもクレジットカードローンも、彼らに騙し取られ盗まれたお金を取り戻し、彼らの犯罪行為に対する懲罰を与えることで戻ってくるお金なしには返すことは不可能なのです。
 一刻も早く、詐欺師の斉藤・阪上及びそのエージェントである端倉夫妻が捕まり、我々原告団に対する損害を賠償し、これ以上の被害者が出ないようになることを祈るばかりです。



2012年10月1日月曜日

被害者 N.M. ①


被害者 N.M.

VEB, Odin Energy, Amiworld株

今回、被害者ブログに手記を掲載しようと決心したのは、アメリカ日系人社会で起きた詐欺事件について、多くの人に知ってもらいたいという強い想いがあるからだ。そして、騙した詐欺師たちが大金を手にし、罪を償うこともせず、今もどこかでまた新たな詐欺をたくらんでいるかと思うとやり切れない。

「アメリカで成功した日本人投資家」という名の詐欺師二人組 齋藤護&阪上孝仁が北米を中心に行った投資詐欺。日本でも様々な詐欺事件を起こし、裁判で敗訴したにも関わらず被害者への謝罪も補償もせず、アメリカに逃亡してきた詐欺師たち。今度はここ、アメリカで大がかりなポンツィー詐欺を企て、実行していった。彼らと共に、事件を大きく広げて行ったエージェントH夫妻やMetlifeエージェントでもあるR子の功罪も齋藤阪上と同じくらい大きい。

私は合計で15万ドル($150,000)投資をした。こつこつ働いてためた少しの貯金全額に加え、H夫妻の勧めで投資に回すため分不相応な多額の借金まで作ってしまった。この投資詐欺にあったことによって、失った物も多く、中でも「異国で暮らす日本人同士が助け合って生きて行く」ことが、逆にこの詐欺に利用されてしまったことがとっても悔しい。そして、個人的に姉のように慕っていたH婦人に利用され、騙されたことが非常にショックだ。被害者の私たちが苦しんでいる中、自分たちは多額のエージェントフィーを手にし、何食わぬ顔で今も同じ町に、のうのうと暮らし続けている。子供たちは相変わらず習い事を続け、サマーキャンプに参加し、プールメンバーにもなっている。それも全て私たち被害者から騙し取ったお金からの出費か。悔しい。少しでもいいから返して欲しい。

私が今回の詐欺事件のエージェントH夫妻に会ったのは2005年。地元の日本人女性が集う「婦人会」で知り合った。同じ学年の子供がいることもあり親しくさせて頂いていた。
そんな彼女から投資の話を聞いたのは、知り合ってしばらく経った2006年秋頃。
ジュースを販売するマルチ商法も熱心に勧められたが、あまり興味がないので、時々譲ってもらう程度だったが、それ以前にも他のマルチ商法をしていたと聞いた。「色々と手を出す人だな」との印象を持った。H夫妻の職業は、私には良く分からなかった。日本では小学校教師だったそうだ。アメリカでも日系の全日制&サタデー補習小学校で教鞭をとっていた。学校の先生なら、と信用してしまった被害者も多いだろう。以前は、ホテル業という名の下、「個人所有アパートの使っていない1部屋を旅行者に貸しだす」という仲介業をしていたとのこと。911が起きて一変。その後は前述のジュースを販売したりしていたのだろう。「NY101人からのメッセージ」という書籍の出版もしたそうだ。

そして、R子を通じて齋藤阪上と知り合い、自分もエージェントとして投資者を広く募るようになった。同じ時期にH氏は、FXのサイトも運営しており、そこからも多くの被害者が出ているようだ。

H夫妻「投資」と言われても、「うちには関係ないな」と思っていたので、あまり真剣に話を聞くこともなかった。婦人会の集まりや、朝子供を学校に送った後、コーヒーショップに集まることがあったが、そこでも「H夫妻の投資学」を聞くこととなる。同じ婦人会のAさんも投資をしており、利息利益もきちんと支払われ、信用できるから、とのこと。「うちに投資できるような余裕はないし、投資の知識もないから関係ない」と他人事と捉えていたが、「みんな、家を担保に銀行からお金を借りて(HELOC=Home Equity Loan of Credit)投資している。一度説明させてください」とのことで、話を聞き、まんまと話に乗ってしまったのは2006年の10月末のことだった。

まず、HELOCでお金を借り、$100,000をEBOAに郵送。この時の投資プログラムは「VEBプロブラム」というヴェネズエラにアメリカドルを売って得た利益を分配するという内容だった。H夫妻はいわゆる「エージェント」として、「紹介手数料」をたんまり受け取っていたようだ。「自分たちだけではなく、仲良くしている町の日本人、みんなで豊かに幸せになりましょう♪」が口癖だった。マルチ商法で良く言われる安っぽい台詞だなぁと思ったが、「あの人もやっているなら、私も一口のってみようかな」。その程度でよく10万ドルも出したものだと思われるかもしれないが、もちろん最初は小額から。

そして、外国に暮らす「同士」として「助け合いの精神」がとても重んじられている。「アメリカに来てまで日本人?」と思われるかもしれないが、同じ祖国を背負う者同士、助け合った方が、いや助け合わずに生き抜くのは楽ではないのだ。助け合った方が楽なのだ。H夫妻は信頼できる人たちだと、その時は信じきっていた。そんな彼らが尊敬する「素晴らしい投資家の阪上&齋藤」なら、と信じたのだ。

送金して数日後、受領書と保証承諾書が届いた。
「180日後と5営業経過後に元金と24.40%の利益加算額を償還する」と記載されていた。次にBank of the Atlanticに口座を開設。$1000ミニマムだというので、また$1000送金をした。その頃、Bank of the Atlanticは、日系の無料新聞の裏一面広告を掲載したり、最も信頼されている日系大手TV会社でTVCMを流したりと、目にする機会も多かった。
B Of Atlantic Homepage   http://www.bankoftheatlantic.com

その後、VEBプログラムの償還金&投資した全額がBank of the Atlanticの私の口座に戻ってきた。初めて送金依頼を出し、そのお金はアメリカの通常使っている口座に5日後に着金。その時点で、一度全額、引き上げて、いくらか返金して投資金額を減らして再投資を考えていた。その旨、H夫妻に相談したが「そんな面倒なことをしなくても、みんなそのまま次のプログラム(バイオディーゼル)に回している」と説明を受け、私たちもその通りに、そのままOdin Energy詐欺に$100,000投資。今度は齋藤阪上が新たに手掛けるAmiWorld社「私募株」が登場し、話題はそれ一色。いかに千載一遇のチャンスであるかを熱っぽく語られ、「あの人もこの人も」にまた騙されてしまった。H夫妻自身も、この一生に一度あるかないかの大チャンスのため、同時に別のバンクでローンの申請をするという(その後、これは極めて悪質な違法行為であると知ったが)手口を使って借金をし、億単位の投資をしたと語っていたので「彼らがそう言うならば」と私もさらに$40,000を私募株につぎ込んだ。

エージェントとしてH夫妻の生活は好転していった。次々に家の中も外も綺麗になっていった。窓を全部買い替え、地下室やメインバスルームもリノベートし、更には豪華なデッキまで出来あがっていった。友人(残念ながら、その多くは詐欺の被害者となってしまったが)たちを招いてのホームパーティも いつもたくさんの人でにぎわっていた。お正月には「新年会」を盛大に催し、楽しい場を提供していたが、あれもこれも全ては彼らのエージェントフィーを騙し取るためだったのかと思うと非常に残念だ。あの楽しかった時間も返して欲しい。

2007年春頃は、送金依頼をかけるとわずか一週間でアメリカの私の銀行口座へ着金されてきたが、次第に日数がかかるようになる。それでも約2週間前後で着金は確認できた。2008年、オイルプログラムが満期になり、まとまったお金が必要だったため、前回と同じように「一度回収して、額を減らして再投資することを検討している」とH夫妻に相談。この頃には、Tsukuyomiという会社を立ち上げ、本格的に投資へのお金をかき集めていた彼らからの返事は「ちょうどいいプログラムがないので、再投資が望ましい」というつれないものだった。「そのまま再投資がベスト」と説明され、言われるがまま再投資をした。

しかし、再投資してすぐに送金依頼をかけたが、着金を確認するまで1カ月かかるようになる。2008年の夏、日本に里帰りするので日本の口座へ$10,000ほど送金依頼をしたが、2カ月経っても届かなかったため、非常に困り、不安にもなった。Bank of the Atlanticに問い合わせても「阪上に伝えます」のみ、この頃から、被害者の多くが「着金遅延」に疑問を持ち始めたようだ。

遅延の理由としては「仲介銀行の使いこみ」と「オバマ大統領が掲げるマネーロンダリング防止対策で海外送金が厳しいチェックを受けている」ともっともらしい言い訳を繰り返すのみ。業を煮やした私が「解約したい」と申し出ると、阪上から直接電話がかかってきて、早口で言い訳だけを並べ、「不着のお金に関しては、一度BOAの口座に戻す」と一方的に切られた。一応、納得した私は再び送金依頼を出し、約2カ月後に着金確認。オバマ大統領のマネーロンダリング法の都合で、送金依頼は$10,000以下が望ましいという説もこの頃から急速に広まった。

そして2009年に入ってからの送金依頼は、まったく届かず。5月に満期になったので、引き上げることを再検討。とりあえず2万ドルを戻してもらい、8万ドルで回すことを考えH夫妻に相談するも「8万ドルのプログラムはないので、2万ドル分または自分でパートナーを見つけてください」と言われる。結局、一ヶ月後の6月にそのまま再投資。

おかしなことに、大口の顧客に対しては「他の人より早く着金するよう手配する」というオバマ大統領のマネーロンダリング法はいづこへ?な荒唐無稽な特別対応があったらしい。満期になり、ロールオーバーを拒む大口顧客をつなぎとめる策らしい。

着金が一つもこないまま2010年6月、再び満期が来たので、再投資はせず解約したい旨、カスタマーセンターに連絡を入れる。「阪上氏が直接電話をするそうだ」との返事だったが、連絡はなし。H夫妻は、まったく他人事でH婦人にいたっては「うちもお金が届かないのよ」とエージェントとは思えない回答。そうじゃないでしょ。あなたたちはエージェントとして多額の報酬を得てるんだから、回収に協力して欲しかった。
2010年9月9日に、再び解約の意思と、元本並びに送金いらした金額に関して全額返金を求めるも、「本部に伝える」旨、返事をもらう。

その後、他の被害者がすでに弁護士事務所と契約し、訴状を送っていることを知る。
9月13日、弁護士事務所と契約し、原告団に参加した。

Bank of the Atlanticの口座はオンラインで管理出来た。なぜか訴訟に加わった後、「合法的」な銀行では起こりえない突然の「口座凍結」されてしまったので、現在はアクセスできなくなっている。

徐々に齋藤阪上、H夫妻からの連絡や報告は無くなり、銀行口座のステートメントやNewsletterもフェードアウトしていった。

これは詐欺なのか?それとも事業が上手くいっていないのか?
被害者の多くが悩んであろう。これは詐欺だ。最初から詐欺だ。最後まで詐欺だ。
彼らはアメリカに住む日本人や日系人を騙すために、日本を追われアメリカにやってきたのだ。

被害者のみなさん、これは詐欺です。信じたい気持は分かります。詐欺にあったと認めたくない気持ちも分かります。私だって姉のように慕っていた彼女に裏切られたなんて受け入れたくなかった。でも、残念ながら詐欺です。その証拠に彼らは行方をくらましたままです。
何もしなければお金は戻ってこないどころか、詐欺師たちの逃げ得になってしまいます。

どうぞ心当たりのある方は、弁護士にご相談ください。

被害者 Y.O ①


被害額:$135,973.10 (日本円では約\16,051,450)
投資プログラム:ODIN, tsukuyomi経由でPalm oil, amiworld株

娘が暮らしているアメリカの町に日本人学校の元教諭の端倉哲也・裕美夫婦が住んでおり、孫と同じ年齢の子供もいるとの事から、娘家族がお世話になっていると話を聞いていた。また同じ町の日本人からもその端倉夫婦は人望があり、NY101人のメッセージと言う本も執筆していると聞いていたので、遠く離れた異国の地で暮らす娘にとって、親しく頼れる知人が近所にいることを、親として感謝していた。

その端倉夫婦が投資家として生活をしていることは娘から聞いており、同じ町に住む日本人はほとんど端倉夫婦のアドバイスに従って投資をし、利益を得ている話も聞いていた。
2007年の10月ごろ、娘がその自称投資家の端倉に招かれ、投資の説明を受けた。
そのとき、その端倉は「こんな美味しい話があるわけないと、僕自身も最初は思っていた。
Mさん(同じ町に住む日本人)もこの投資プログラムに参加されていて、お金もちゃんと支払われていることを聞いたので、僕もこの投資を始めた。そして、自分から、BOAの阪上氏の所に出向き、自分をエージェントしにしてくれと頼んだ。」と話したそうだ。

「あなたが疑うのは無理もないので、こういう物は、この人がしているから安全だ。
という感じで信用するしかない。」と娘は言われたそうだ。

そして、端倉裕美(投資家の妻)から、同じ町の誰がこの投資をしているのかなど教えてもらったらしい。
そんな経緯を娘から聞き、それだけの人がしているのなら安心だろうと思い、娘はまとまったお金がなかったので、私が老後のために蓄えていたお金を投資にまわすことにした。

そして、2007年10月16日にODINという投資プログラムに申し込み、指定された日本の銀行(三菱東京UFJ銀行京都支店普通1396729EBOA LTd)あてにお金を振り込んだ。このODINの投資額は$100,000だったが、当時の為替レートは円安だったため、日本円で11,943,250円を振り込んだ。

そして、その後、すっかり信用していた端倉に薦められるまま、2007年10月24日に小額で投資できるVEBというプログラムに申し込むことにした。送金先は前回と同じ三菱東京UFJ銀行京都支店普通1396729 EBOA、LTD宛に、$20,000振り込む。当時の為替相場では日本円で2,308,200円であった。

娘の話では、このころ、子供を学校へ送っていった帰りに、日本人の母親達が近くの喫茶店でお茶をしながら雑談をしていたらしいが、その時、妻の方の端倉弘美がこの投資がいかにすばらしいかということをよく話していたらしい。また、そのような場で、投資の申し込み用紙や小切手の受け渡しなどもあったと娘から聞いていた。

そういう場で、端倉裕美がナスダック上場予定のAmi World社の未公開株の投資話をよくしていたことを長女から聞き、次女に話したところ、次女も興味を持ち、次女はAmi world社の未公開株を購入することにした。

また当時、日に日に投資家夫婦の生活も豊かになってきていたようで、家の改築や修理、親しい家族を招いてのホームパーティーなどを頻繁に行っていたと娘から聞いており、娘家族も良くお家にお邪魔していたようだ。そんなこともあり、投資に関し疑うことはまったくなく、むしろすっかり安心していた。
そしてその頃、端倉夫婦がツクヨミというファンド会社を設立し、$100000単位でしか申し込めなかったODINへの投資を小口で申し込めるプログラムを作った。すっかり気を許してしまっていたので、端倉の進めるままツクヨミ経由のODINプログラムに$20000を2,007年12月10日に追加投資をした。
当時、エージェントの端倉からはこのようにメールでアップデート情報がよく送られてきた。


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☆★ JASB関連情報アップデート    08年1月1日 ☆★
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【 いよいよナスダックリスティング 】

AMI社のナスダック申し出は2008年1月中旬に完了いたします。
ナスダック申し出が完了しましたら、全米証券協会への登録を経て
いよいよIPOの始まりとなります。
証券会社は3ドルでの販売、そしてナスダックでは4ドル以上でスタート。

一方AMI社の第2期、第3期の工事も今回のAMI社R株による
10ミリオンの資金が充当され、年間120万バレルの生産が
実現いたします。これに加えてAMI社によるオーディン石油会社
M&A戦略等、株価構築の準備は万端です。

株式の値段は上場後、早い段階で10ドルを狙えるというのが
専門家の一致した見解です。
私募株の段階で購入されました皆さん、本当に2008年は
すばらしいスタートになるのではないかと思っております。

< 今後の予定 >
①ナスダック上場直前にGV株からAMI株への転換を行います。
購入されました皆さんへは会社から連絡が来ます。

②EUBKストックハウスの全貌が明らかになります。
詳細は追って連絡します。

③海外の送金先銀行がバミューダー口座からパナマ口座へ変更
になります。詳細は追って連絡します。

Tetsuya Hashikura

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【 AMI WORLD株 情報 】

08はいよいよAmiworld社がNASDAQリスティングを果たし、
Panama国にて設立したEUBK Stock House(証券会社)が
更なる世界規模の多岐に及ぶファイナンスビジネスを展開します。


<ファクトリー建築状況写真>

1)Odin Energy社(植物燃料リファイナリー)(この画像はすでに削除されています)
http://www.adventurenewyork.com/amiworld/news-01-01-08/ODIN-Energy-12-28-07.pdf

テストオペレーションも問題無く終了し、実際のローマテリアル
(ナツメヤシの実オイル)使用によるオペレーションがスタートしました。

2)Odin Petroil社(化石燃料リファイナリー)
(この画像はすでに削除されています)
http://www.adventurenewyork.com/amiworld/news-01-01-08/ODIN-PETROIL-12-28-07.pdf

約15分くらいの所のサンタマルタ港に現地産出の石炭やバナナを
荷積みする為に各社の貨物船が頻繁に入港しますが、それらの
会社との年間契約が出来、先週ラック8台分(約5,000ガロン)の
給油が行われました。
また、31日には他船にもトラック20台分の納品が行われました。

参考:
今までサンタマルタ港では入港する全船に対してのエネルギー供給量
が不足していた為に、多くの船舶は車で約2時間ほど離れました
バレンキア港を利用していましたが、当社の供給により、これからは
サンタマルタ港に今まで以上の船舶が入港することになります。
この結果サンタマルタ地域に於ける経済効果が大きく見込めると各関係者
からも喜ばれております。

JASB Group
Sakagami / COO

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【 セービング口座情報 08年度版 】

FRBのFF金利の引き下げに伴い、現在のプライムレートは12月20日現在
で7.25%となっております。
そこで、BOAのセービング年利も’08年1月1日から3.98%
(実質年利4.05%)となりますことをお知らせしますと共に、お手元の
「口座開設のご案内」を下記内容に差換え頂けますようお願い申し上げます。

(日本語版情報)
http://www.adventurenewyork.com/amiworld/news-01-01-08/BOA-SAVING-08-J.pdf (リンク切れ)

(英語版情報)
http://www.adventurenewyork.com/amiworld/news-01-01-08/BOA-SAVING-08-E.pdf (リンク切れ)

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【 バミューダーワイヤー先の変更 】

Panamaにて設定しておりました金融業務の運営稼動が’08より
いよいよスタート致します。

そこでこれを機会に今まで使用しておりましたBermuda諸島の
Bermuda Commercial Bank 内、当社関連口座からPanama国内
にて開設するE BOA,Ltd口座に移項することと致しました。

つきましては、新たな口座情報をご案内致しますので、それまでの
少しの間、添付致しましたNY CHASEに有るE BOA,Ltd.
口座へご送金頂きますようご依頼申し上げます。

http://www.adventurenewyork.com/amiworld/news-01-01-08/EBOA_NY_CHASE_Wire-info.pdf (リンク切れ)

注:JPN口座へのご送金に関しましては今まで通りです。

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連絡先
ted.tsukuyomi@gmail.com
ted.adventurenewyork@gmail.com

までどうぞ!

Tetsuya Hashikura/CEO
Tsukuyomi Corporation

- 以上 -
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また、Bank of Atlanticの口座にはきちんと償還日には利益が計上されており、しかもBOAからもきちんと償還のお知らせがメールで届けられていたので、安心していた。

2008年3月5日、試しにBOAのアカウントから日本の口座に送金手続きを試みた。
すると1ヶ月ほどで指定した日本の口座に入金された。これにより、この投資への信頼、エージェントの端倉夫妻への信頼はより確固たるものとなった。

そしてその後もエージェントの端倉のアドバイスどおり、満期になった投資プログラムは解約せず、ロールオーバーを繰り返した。

ところが、BOAの口座からの送金が回を重ねるごとに日数がかかるようになってきた。オバマ大統領のマネーロンダリングに関する法案のせいで、海外送金へのチェックが厳しくなってきているとか、送金の時に経由する中間銀行の経営が人手不足で時間がかかっているなど、そのつど、言葉巧みに遅延の理由を説明された。が、2009年に入ってからは、2ヶ月以上送金に時間を有するようになり、他の投資家からも送金の遅延による苦情が出ていることを耳にする。

この頃から少しずつ、この投資のことが心配になってきて、何度もエージェントの端倉に娘から聞いてもらったが、そのつど、Amiworld社の経営も問題ないし、投資も安全だとの説明ばかり聞かされた。
2009年3月以降に送金を依頼したものに関しては、1年以上待っても送金されず、長女に頼み端倉に問い合わせたところ、急がないのであれば、投資に戻したほうが良いとアドバイスをもらう。

そして、2009年3月以降に送金を依頼したものに関しては、ついには1年近く待っても送金されず、長女に頼み端倉に問い合わせたところ、急がないのであれば、投資に戻したほうが良いとアドバイスをもらった。
またその際 端倉は、彼を通し投資しているほかのクライアント(長女の知り合いや友人)も、同じように口座に戻し、投資にまわしたと説明を受けていた。 そして、送金依頼をかけたもの(未着分)と、口座の残高のうち$20000まで、および投資にまわしている元本は全額保障する(元本保証)との説明を再度受けたことも、長女から聞いた。

少しこの投資への不信感も募りながらも、端倉の言葉を信頼し、2010年1月13日、送金依頼をかけていた資金の一部を口座に戻し、パームオイルサプライヤープログラムに追加で再投資した。


しかし、2010年4月になっても、約1年前の2009年3月に依頼した送金が未着のままだったので、コールセンターに苦情のメールを送ったところ、数日後に「オフショアバンクのポリシーがあるので、答えられないこともあるが、できる限りの対応をするとの事。また、まもなく着金もあるであろう。」とメールで返事が来た。
ところが、それから約1か月がたっても、送金されてこないので、再度メールにて「先月問い合わせた、昨年3月から待っている送金がまだ届かないが、詐欺ではないか?この状況が続くなら専門家に相談する。」と言うかなり厳しい内容のメールをBOAのオペレーションセンター宛に送った。
すると、日本時間の翌朝の2010年5月19日の朝にCEOの坂上氏自ら、直接、自宅に電話があった。こちらは出かけるところだったので急いでおり、その旨を伝えたにもかかわらず、一方的に自分の言い訳のみを話し続けた。その内容は「ナスダックに上場できないのは人種差別によるものだ。今がんばっているので、もう少しだけ待ってほしい。」とほとんど愚痴のようなもので、一般企業のCEOの対応ではなかったので、不信感が募った。

さらに一ヶ月が経過しても送金されてこないので、再度長女に頼み、エージェントの端倉に事情を確認した。そのときの端倉が長女にした説明としては「送金状況はBOAの坂上氏も色々な手をつくしている。Ami worldの未公開株については、ナスダックへの上場が経済危機のため難しいので、まずはパナマ、続いてカナダ、香港への上場を考えている。
今年の7月の中旬ごろにはパナマで上場し売却ができるようになるので、もう本当に少しだけの辛抱してほしい。そのため、証券の保有者には新たなストックハウスでアカウントをオープンする必要があるので、その書類も近々送られる。
また、僕自身(端倉)もBOAの対応の悪さをクライアントからつつかれ、僕自身の面目までつぶされ、僕も被害者だ。
だから僕がBOAの坂上氏に対し、顧客への対応などを指導したこともある。
この状況でよく誰からも訴えられないものだと自分でも驚いている。
ただ、坂上氏も本当にがんばっているので、もう少しだけ待ってあげてください。」とのことだった。これを長女から聞いたとき、この投資は完全におかしいと気がついた。
以前、エージェントの端倉は坂上CEOは自分のメンターで、どれだけ素晴らしい人かということを力説していた。私がH氏に会ったときも、投資の話より、坂上氏がどれほどの人物かという話ばかりだった。それにもかかわらず、この変わりように、この会社はもう危ないと悟った。

その後、弁護士に依頼したところ、すぐにこれは詐欺であることがわかった。
弁護士に依頼した後、坂上氏からも直接電話があり、弁護士を断ったら全額返金するとの申し出があった。あまりにも馬鹿げた話で、それを断ると、こちらの許可なく、BOAの銀行口座は凍結され、自分の口座を照会することもできなくなった。

私や投資していた次女の口座だけでなく、投資はせずに銀行口座だけを保有していた長女の口座までもが凍結された。それだけではなく、訴訟が進むにつれ、長女のところには、CEOの坂上氏から直接脅迫電話が入ったこともあった。
彼らの対応を見れば見るほど、詐欺であることは確実で、過去には日本でこのような事件を起こしていたことも分かった。

http://plaza.across.or.jp/~fujimori/amul.html

実質的な被害総額は米ドルで$135,973.10 であるが、日本円では約\16,051,450の被害である。為替差損などを入れると、かなり大きな損害である。
老後のために一生懸命蓄えたお金を詐欺で奪われ、老後の生活設計がすっかり変わってしまった。
人生の最後にこんな目に合うとは本当に情けなく、苦しく、悲しく、言い尽くせないほどの喪失感を味わうことになって、眠れない日々が続いている。
ただ、この詐欺のつらいところはそれだけではないから、さらに悔しい。
異国の地で、家族同然に力をあわせて暮らしていく同胞にだまされた長女の胸中を察すると、本当にかわいそうでならない。私に対しても責任を感じている娘のことを思うと、さらに胸が締め付けられる思いがする。
しかも、エージェントの端倉は長女の斜め裏に未だに住んでおり、端倉の子供たちは未だに孫と同じ学校に通っているときく。それだけでなく、習い事も続けていると聞いているし、端倉裕美の母親は未だに、孫に会いにアメリカを訪れていると聞く。私はこの詐欺にあったせいで、思い描いていたように孫たちと会えないのに・・・。
とにかく、だまされ、裏切られた上に、端倉夫婦の平然とし、開き直った態度を目にしながら、長女家族が生活していることを考えると、本当に心が痛い。

老年期の私にとっては時間がない。詐欺師の坂上、斉藤、そのエージェントの端倉夫妻には、法の裁きを一刻も早く受けたもらい、一刻も早く返金されることを説に願う。

被害者 K.T. ①


被害額: $846,000
投資プログラム:VEB、ODIN、Amiworld株、Great Voyage株

自分自身が詐欺の被害者になってしまったとはいまだに信じられない。ニュースなどで詐欺事件の話しを見たりしていて、「どうしてこんなことでだまされるの?」って思っていたのに、まんまと罠にはまってしまうとは。長い間『あと少しがまんすれば経済的に楽になる』と思ってがんばってきただけに、今こんな事件に巻き込まれてしまったことがくやしくて仕方ない。しかも顔見知りの所為で。

私が初めてエージェント ルミコ・ターミナと出会ったの10年ほど前でした。元々主人の知り合いで、私が会ったときはAmiworldのエージェントとしてではなく、保険のブローカーとして生命保険について説明をしてもらうためでした。ルミコ・ターミナは強烈なキャラクターの持ち主で、思い起こせば当時からルミコ・ターミナに私が所有していたコンドミニアムを担保にお金を借りそれを元手にお金を運用して投資をして、という話をされました。押しが強く、声も大きく、また一度しゃべりだすと止まらない人で私は最初から度肝を抜かれました。私が妊娠8ヶ月で体がしんどいときに家に来て 延々朝の3時まで居座って半分私が追い出すまでしゃべり続けたり、ルミコ・ターミナが電話をかけてきたとき子供が泣いているので、電話を切ろうとしても平気でしゃべり続けたり(電話の向こうで泣き声が聞こえているはずなのに)、朝の4時に自宅に電話をしてきて20枚近い書類をファックスで送ってきたり、と常識がない人でした。衝動が抑えられない何らかの病気なのかも知れません。おしゃべりの割りには説明が下手で、わからないことがあり質問をすると、なぜわからないんだ、わからない私が悪い、と責任転嫁する人でした。この説明ベタ、そして疑問があっても質問させないキャラが私が今回の事件に巻き込まれてしまった原因のひとつのような気がします。

最初の投資、ベネゼイラの話は知り合いから教えてもらいました。3ヶ月間お金を預ければ利子がついて元金と一緒に戻ってくるというもので、そんなおいしい話なんてない と思いましたが知り合いは ルミコから聞いた話ですでにルミコを通して投資をしており、利子と元金もちゃんと戻ってきている、ということでした。知り合いもやっているし、ルミコさんのことも知っているので、大丈夫かなと心配しつつ知り合いからルミコに私も参加できないかと聞いてもらいました。するとすぐに連絡があり、あっという間に申し込み手続きがされ、私の投資はスタートしました。2006年のことです。

この投資はどういうからくりで 利子がついていたのか実のところいまだにわかりません。ルミコは説明してくれたのですが、よく理解できず、おそらく本人も100%理解をしていなかったのか、細かいことを聞くと逆切れするのでわからないままスタートしました。このころはお金を預けると3ヶ月後(後に利子率が更によくなる6ヶ月の期間の投資もありました)に元金と利子が自分のアメリカの銀行口座に戻ってきていました。何回かやるうちに私も信用し、預ける金額も高くなっていきました。この話を主人に話したところ、彼自身も乗り気になり、彼も自分名義で投資を始めました。その内 投資する金額も増え、利子がついて戻ってきた元金に上乗せして更に高額の投資をするようになりました。そしてルミコは生命保険から借金をして資金を作り、この投資をするように、と言ってきました。投資で得る利子の方が、借金に対する利息より多いので、借金してでも投資した方がもうかるから、というのです。このときに No というべきだったと今にしては思うのですが、なんだかよくわからないけどその通りなのかな~、という曖昧な雰囲気で言われるがまま借金をし投資をしました。

このころ、アメリカにある自分の口座からの出入金ではなく、Bank of the Atlanticという銀行で口座を開いてここからお金を出し入れをするように、と言われました。Saving口座の利率がとてもよく、開設の条件は最低残高を$1000残すのみ、そこで得られる利子はタックスヘブンにある銀行なのでアメリカで利子収入の申告もしなくてもいいのでお得と言われ、このときも言われるがままBank of the Atlanticで口座を開きました。ある日、ルミコ・より家を担保にお金を借りて、そのお金を投資すれば大きく儲かる、といわれました。借金をするのは抵抗があったのですが、ルミコより仕事場にまで電話をかけられ、なぜやらないんだ、銀行に行って手続きすればいいだけの話なのだから早くやるように、と再三言われました。そしてついに大きな借金を作ってお金を投資してしまいました。その後もルミコが気に入った行員がいる銀行に私の連絡先を渡し、そこから更にお金話を借りられるからと話を持ちかけられたこともありました。このときはさすがにこれ以上の借金は、と思い断りました。

ルミコ・ターミナが会社に電話をかけてくるのは本当に迷惑でした。ルミコは自分の話したことだけペラペラとしゃべり、私は仕事中なのに1時間近く話を続け、電話を切ろうにも切らせてくれませんでした。常識のある人なら職場に電話をかけてきて1時間もしゃべらないと思うのですが、とにかく自分のことだけ考えている人なのです。ルミコ・ターミナを知らない人は「よくそこまでされて黙っているわね」と言うかも知れません。でもルミコ・ターミナを知っている人は「わかる!」と同意してくれると思います。おかげで私の会社での評価が下がり、非常に困りました。

ある日、ルミコ・ターミナより新たな『儲け話』を持ち込まれました。未公開株の購入でした。AmiworldがNasdaqに株を上場しようとしている、上場したら1株$10や$20ドルになる、未公開株を買うことなんて話しはそうそうないので買うべきだ、と言われました。株の上場は3ヶ月後なので、株をすぐに売れば投資額の何倍もの利益が得られる、ということでした。出資者が集まり次第募集は終了するので購入するなら早くするように、と言われ、3か月くらいなら、と半分定期預金に預けるのと同じ感覚で 私と主人それぞれ$10,000分の株を購入しました。ちなみにこの$10,000株の証券は何度催促しても送られてきませんでした。電子化されているから、手続き中だから、と問い合わせるたびに言われました。最終的に送られてきましたが、本物かわかりません。今の時代パソコンで何でも作れるので。

そのころ主人がAmiworldの責任者の一人、阪上に会うべくオフィスを訪れました。阪上は表面上はニコニコしていて、当時、阪上たちが持っていたレストランに連れて行き、今後の事業計画などを語ったようです。私も一度会う機会がありましたが、人当たりのいい、でも海千山千な人だな、と思いました。会っている間もしょっちゅう坂上の携帯電話に電話があり、忙しく仕事をしているんだな、という印象でした。

株は なかなか上場せず、まだそのころ気持ちに余裕があったのでそれほどあせってはいませんでした。時々ルミコ・ターミナを通して坂上から、上場間近だ、という連絡をもらっていたので、待つしかないのかな、と思っていました。しばらくするとNasdaqのウェブサイトからAmiworldの株の情報が見れるようになり、私はこの話は本当なんだと思うようになっていました。このほかにも ルミコよりウェブサイトをみると阪上がXX国のXXと会っている写真が掲載されている、など連絡があったり、Bank of the Atlanticから届くStatementと一緒に ビジネスの進展具合が書かれたNews Letterが届いたりしていたので、詐欺だなんて疑うことはまったくありませんでした。このNews Letterですが、読むたびに私は少し違和感を持っていました。書かれてある日本語が変で内容がさっぱりわからないのです。私の日本語力が落ちたのかな?と自分の所為にしていましたが、あとで他の被害者の方々が同じことをおっしゃっていたので、わざと煙にまくような書き方をしていたのかも知れません。(それともネイティブの日本人が書いたのではないかも??)

リーマンショック後に坂上は『自分たちはこうなることを予想していたので、Amiworldの株をあえて上場を控えていた。自分たちはお客のお金を守った』と言っていました。そのときは『先見の目がある人でよかった』と私はまたまた坂上の言葉にすっかりだまされたのでした。

2007年にオイルを運ぶ船を作る、ということで新しい『投資』の話をルミコ・ターミナから持ちかけられました。1口5万ドルで、なるべくBank of the Atlanticにあるお金ではなく、新たな外からのお金で投資してほしい、ということでした。そのころはもうあまり貯金がなかったので、やるつもりはなかったのですが、2万ドルほど貯金から出して足りない分はBank of the Atlanticにあるお金を足して投資をしました。

2007年未公開株購入と平行して行っていたのがクルードオイルへの投資でした。ベネゼイラの投資の話がなくなるので、新たな投資話ということでルミコ・ターミナから連絡があり、期間は1年間で1口10万ドルと金額も大きかったのですが、言われるがままにそのままベネゼイラに出資していたお金を クルードオイルへ投資しました。満了するとそのまま引き続き投資、ということを2010年までしていました。

Bank of the Atlanticから届く毎月のStatement上にはお金がどんどん増えていき、家を担保に借りたお金もラクラク返せる金額になってたので、借金をしているという感覚が全然ありませんでした。

2008年 また新たな未公開株ということで10万ドルの株を購入しました。でも3ヶ月内で上場する、投資したお金が何倍にもなると聞き、そんなに短い期間なら上場したらすぐに売ったらいいか、と思い購入してしまいました。この時点で最初の1万ドルの株の時、同じように3ヶ月内で上場すると言っておきながら上場していないので疑うべきでした。でも坂上よりNasdaqは人種差別をして、こちらが日本人ということでなかなか上場させてくれない、とか弁護士が今必死でNasdaqと交渉している、とか他のアメリカの会社を買収して そこを通してAmiworldの株を上場させる(???)などもっともらしい言い訳をしていました。

2008年ごろから送金に時間がかかるようになりました。送金手続きしてから1ヶ月かかり、半年かかり、と ずるずる遅くなるので、何度も坂上や銀行に電話をしましたが、中間銀行の所為にされたりオバナ大統領のマネーロンダリングの規制が厳しい、など言い訳をしていました。日本への送金もあったのですが、今にして思えばオバマ大統領がアメリカ以外の送金に規制はかけられないのに、そのときは全然気がつかず、言われるがまま待っていました。ルミコ・ターミナからも自分のお客もみんなお金が届かない、みんな待っているんだからしょうがない、と言われました。(ただチラっとアメリカ人のお客はうるさいので届いている、とポロっともらしたことがありました)この遅延のおかげで私は友達を失い、大切な人からの信用も失い(理由はここでは述べませんが)本当にひどい目にあいました。

その後も 送金が届かず、でも数字ばかり増えるStatementが毎月届いていました。阪上にEmailや電話をしてもノラリクラリとかわされ、ルミコ・ターミナにたずねたくても、あの声を聞きたくない、話したくないので銀行に直接メールで問い合わせていました。電話での問い合わせはあまりしませんでした。理由は電話にでる受付の人は何も知らず、阪上に伝えますと答えるのみ。そのときの受付は気持ち悪いくらいの丁寧な話方、そしておそらく客への受け答えの『マニュアル』があるかのか、抑揚なく『せりふ』を言いながらの返答でした。一方 ルミコ・ターミナはメールでのコミュニケーションはしない人でした。メールを書くよりはしゃべったほうがいい、と言うことでしたが、もしかしたら証拠を残したくなかったのかも知れません。

お金が届かない状態が続き、ルミコ・ターミナからは1万ドル以上の送金はよくないので、なるべくそれ以下の金額を送金するように言われました。毎月私と主人の口座から送金手続きをしましたが、もちろん全然届かず。そのうちいろんな人からの口座から出したらうまくいくかも知れないから、子供名義、私の両親名義でBank of the Atlanticに口座を開き、そこから送金をしてみては、とまで言われました。ルミコ・ターミナにとっては新たな口座を開くとマージンが入るからでしょう。そのときはそんなことは知らないので、ふーん、と思っていましたが、子供や両親の名前を汚すことはしたくない、と思い断りました。

お金が届かないクレームがルミコ・ターミナにどんどん届くようになったのか、私への電話をかけてくる時は半分グチ、言い訳ばかりで1回の電話で1時間以上しゃべっていました。そして2009年クルードオイルの投資が満了になったとき、もしこのまま続けたら坂上に特別扱いしてもらい送金の順番を早めてもらう、これはルミコ・ターミナのお客だけ特別にそういう手続きをしてもらう、と言われ 再投資はしないつもりでしたが、そのまま継続しました。もちろん送金が早まることはなく、結局送金が届くことはありませんでした。同じようなことをルミコ・ターミナは自分の客たちに言って再投資させていたでしょうから、ルミコ・ターミナにはエージェント代がたくさん入ったことでしょう。

2010年には株を売るための口座(???)を開くように、と言うことでMultisecuritiesというところから口座開設の書類が届きました。書類には名前や住所のほか、パスポート番号など大切な個人情報を記載するようになっていました。書類がOKになれば口座開設をし、いくらかお金を入れるようにと指示されました。この時点でAmiworldの話を疑いだしていたので、書類を送るのをやめました。しばらく書類の送付の依頼メールが届いていましたが無視していました。ルミコ・ターミナからも口座を開けないと株が売れない、こんな案内が届くということは上場間近な証拠だ、と言われました。このころAmiworld株は勝手にNasdaqからPanamaの証券取引所へと移されていました。私たち株主には何の連絡もなしに。坂上にこのことを問い合わせても、株を半分以上所有しているのは自分たちだから株主に伺いを立てなくても場所を移すことはできる、と言われました。株主に一言もなくそんな勝手なことができるのでしょうか?そう言えば株主総会に呼ばれたこともありません。

2010年に弁護士に相談し訴訟することに決めました。ルミコ・ターミナは 訴えられるものなら訴えてみろ、訴えたとしてもすごく時間とお金がかかるんだから大変なことになるぞ、と挑戦的でした。訴えを起こしたとたんBank of the Atlanticへのネットバンキングのアクセスが とめられました。銀行としてはありえない行為です。たとえ訴えを起こしたとしても私は銀行の客です。お金は私のものです。なぜ口座のお金を凍結されなければいけないのでしょう。送金だって、実際は私のお金を口座から引き出そうとしているだけです。なぜお金を引き出すために銀行に『お願い』しなければいけないのでしょう。

ある日、訴訟グループの一人から坂上より脅迫電話がかかってきたと連絡がありました。電話番号を教えてもらったのですが、その夜その番号から自宅と主人の携帯に電話がかかってきました。電話に出ようか思いましたが、先方はプロの詐欺師、私がかなうはずはない、と思い 出るのをやめてすぐに弁護士に連絡を入れました。弁護士からはすぐにコンタクトをとらないように阪上に勧告してもらいました。

私がずるずるとルミコ・ターミナに言われるがまま投資をしたのは最初に書いたように このルミコ・ターミナの耳をふさぎたくなる声としゃべり方が原因のひとつです。とにかくうるさい、しつこい、キレて怒って、と60歳近い人とは思えない言動。『言うとおりにするから黙って』という状態でした。きっとルミコ・ターミナの客はそういう人が多いと思います。言われるがまま、いったいいつ、いくら投資したのかわからずお金の流れがわからないので訴えられない(あとルミコ・ターミナが怖いということもあるかも知れません)のではないかと推測します。ルミコ・ターミナは保険のエージェントという立場を利用し、客がいくらの保険を持っていて、そこからいくらお金を引き出せるかすべて知っているので、保険を売った客にこの投資話を持ちかけてだまし続けました。ルミコ・ターミナが勤めるM保険会社にもルミコ・ターミナがしたことを訴えましたが、何の返答もなし。同じ会社の他のエージェントにも言いましたが我関せずで、この保険会社、エージェント、みんなひどいレベルです。

ルミコ・ターミナにはAmiworld以外のことでも騙されお金を損をしました。(これはAmiworldとは別の話しです)この狭い日本人社会で同じ日本人を騙し、反省もせず自己責任でしょう、と言ってのけ、平然と暮らしいるルミコ・ターミナの神経が信じられません。ルミコ・ターミナは『私は紹介するだけ、あとは自分の責任で』と言い、都合が悪くなると『私はわからないから阪上に直接聞け』と責任転嫁。『お金が届かないのは自分も同じ』とルミコ・ターミナは言っていましたが、エージェント代をもらってエージェントとして働いていたのだから私とルミコ・ターミナは立場は全く異なります。ルミコ・ターミナは日本に行ったり、クルーズ旅行に出かけたり、優雅な暮らしをしているのに対し、私は今回の件でお金を失い大きな借金だけが残りました。旅行なんて行ける余裕はありません。(投資がうまく行けば、とずっとがまんしていました)

阪上、斉藤たちは日本で詐欺行為をし訴えられ、賠償金も払わずトンズラしてしまうようなやつらです。Amiworldは最初から仕組まれた詐欺です。Bank of the Atlanticも同じくお金を騙し取るとるためにつくったペーパー銀行です。お金を引き出せない銀行なんてありえません。どこから見ても詐欺です。阪上、斉藤をはじめこいつらの下で人を騙し続けたエージェントたちは人のお金を平気で奪い取る罪悪感が欠如したサイコパスなやつらです。阪上、斉藤は今どこに潜伏しているのかわからないですが、また新たな詐欺を企てているのかも知れません。




被害者 S.T. ①


北米生活20年。

近隣コミュニティーに属した日本人家族同士が信じ合い助け合い生きて来た。
婦人会なるものを通して、近隣コミュニティーへのボランティア活動を、地味ながらも続け、絆を深めて来た。

ある日、その中のママ友の一人が、突然我が家を訪れて、投資の話を持って来る。
ママ友の名は端倉裕美。

『私募株』。

始めて聞く言葉。

「人生に一度も訪れる機会は殆どない、最高の株式投資だ」と言う。

「会社の経営者は株式投資を熟知した素晴らしきエキスパート。
日本人の会長と責任者で会社を起こした。近々、ナスダックに上場させる株で、今、特別に一万ドルを一口として、紹介された人のみ、購入ができる」と言う。

「原資一万ドルで、上場と上昇は約束する。15倍は確実。責任者の二人は30倍まで持って行く予定だ」と。知識もない私が手を出すものではないと、その時は断った。

数日後、電話がかかって来る。
「購入しないと勿体無い。コミュニティーの日本人家族の皆が参加している」と言う。
丁度、一人息子が私学へ進む事となり、お金を増やしたい、と言う気持ちが大きかった。
悩み悩み、裕美の夫、端倉哲也が主体で手続きしていると言う事で、その端倉哲也にも相談し、進められた結果、一万ドル一口の購入を決断する。その際には、プライベートバンク口座を開設させられる。

これが、全ての悪夢の始まりだった。
この投資に続き、元本保証の為替投資のようなものを紹介される。
ベネズエラ市場を利用し、ドルの交換で、半年間でガッツリと稼ぐと言う話。
実際に投資をし、利益を得たコミュニティーの知人の名前を挙げられ、
その家族は、石橋を叩いても渡らない家族で、彼らが投資する程の安全な投資だと。
笑顔で進められ、優しく接せられ、この夫婦に対する疑いの思いなど微塵もない私は、ここでも、それならば、と、息子までも巻き込んで、二人で口座を開設。

それからは、オイル投資。
責任者を名乗る坂上孝仁が直接電話をして来て、安全性を力説する。
「Ami株の方も不退転の思いで上場に進みます。この会社への投資は、投資家の将来を夢のように豊かな暮らしにして行く間違いのない選択です。」
不退転、不退転、責任者の坂上孝仁は、何かと繰り返して語っていた。
私は、こうして、彼らの言葉を信じ、端倉夫妻と坂上孝仁、斎藤守達に、大金を預けたのである。
夫が必死で稼いでくれた将来のための資金の殆どを投資してしまった。

まさか、彼らが詐欺集団とは思いもよらずに。

途中で、端倉哲也が経営するツクヨミと言う会社に投資先を一部変えた。
端倉家のメリットになると言う事で、協力をしたつもりだ。

オイル投資が満期になり、償還手続きをした。
しかし、一度だけ、一万ドル未満の金額が着金を見たきり、その後は全く資金を戻してくれない。
阪上に直接電話で尋ねるも、オバマ大統領になりマネーローンダリングが精査されているから時間がかかると言う。結局、償還金はそれっきりだ。

周囲の投資家同士、状況を話し合った。
どうも、おかしい。
これは、普通ではない。
本当は、端倉家と言う友人家族の斡旋で行った投資なのだから、信じて続けたい。
しかし、契約通りの償還金が来ない。

遅過ぎる。
まだか、まだ来ない。
かなり待った。
我慢した。
が、もう限界だ。

この行為が詐欺罪となるはずと信じて、裁判に参加した。
投資した資金は、いつの間にやら、彼らに吸収され、ほとんど返還されることがない。
プライベートバンク口座は、信じられない事に、我が家の資金が入っているのに、勝手にアクセス不可能とされてしまった。元金保証とは、何処へ行った話だ!

これを、詐欺と言わずに、何と定義付けるのか。

そして、今、裁判が始まったところだ。

金を預けた相手、端倉哲也夫妻は、今も平然と生活していると言うではないか。
こんな、不条理なことが通るのか。

何としてでも、せめて保証されている元本だけでも、この手に戻さねばならない。






最初にお読みください。


これは 阪上孝仁 齋藤護 端倉哲也 端倉裕美 ルミコターミナ他が中心となって、
日本人や日系人をターゲットにした投資詐欺の被害者の記録です。

まだ世界のどこかに潜伏し、詐欺を続ける主犯の阪上&齋藤。

多くの被害者を出しながら、自分自身も被害者を装い、平然と同じ町で暮らし続ける端倉夫妻、
ルミコターミナ他のエージェントたち。

これ以上、被害者を出さないために、訴訟に加わっている被害者の現状、
胸のうち、彼らの手口をお伝えします。

もし これを読んでいる被害者がいましたら、すぐに専門家に相談されることをお勧めします。
彼らは根っからの詐欺師です。

だから、彼らの言葉を信用してはいけません。
もしまだ 彼らを信じたい気持ちがあるなら、このブログをしっかり熟読し、
下記のサイトを見てください。真実が分かるはずです。

(株)アムルジャパン,その代表取締役阪上孝仁,取締役斉藤護の情報を求む 
http://plaza.across.or.jp/~fujimori/amul.html

被害側弁護士:フローレンス・ロスタミ法律事務所
http://www.rostamilaw.com/
日本語で対応してくれます。